あいまいもこ

波打つ魔性のDNA

殻を破る

慎太郎担になってからずーっと思ってたことがあって


なんであの帝王しんさまが!いじられたり笑われたりしなくちゃならんのよ!!

という気持ち


降りてから色々自分の持ってる映像掘り出して

見てきた記憶を再生して

遍歴を辿ってみたりして

今に至るさまざまを自分なりに消化したつもりでいたけど


なかなかどうして2011年の王様しんさまの亡霊が頭から離れなかった




当人は笑いとったりイジられたりして

さあ!笑え!の大解放状態を作り上げてくれているにも関わらず

なんかそのキャラにのりきれない自分がいて

それがすごくもどかしかった



亡霊じゃまだなあと。



でも

中高生新聞のインタビュー読んでたら


そんな己のエモはどーーーでもいい!!!

こうやっていまのキャラを確立した事実、おじいちゃんに舞台にしてほしいくらいすばらしい!

待った無しだよ?どう?

まだ忙しい?

じゃあ私が書き起こしとくね!!!!!

という気持ちになったので書いてるブログ



前置きなげー




「殻を破る」

最新の雑誌での森本慎太郎2017年の抱負



これは!!というフレーズでした


そうだ、この人は

常々「殻を破る」という作業をしながら前に進んできた人だったわとハッとした



天真爛漫やんちゃで自由で純粋で明るくてイタズラ大好きガキ大将


王様期当時のインタビューを読むと

センターに立って

Jr.を引っ張ってきた仕事人のときからその性格はあまり変わっていない



でも外から見る私には仕事人の部分しか見えなくてただただ真面目な優等生の雰囲気だった


たぶん上記のしんさまはガッチガチに殻の中にいた


龍太郎のことがあって

それでも変わらず堂々とステージに立って

仕事もあった


ずっと凛々しかった


バカレアがあって

仲間ができてすごく楽しそうで


でも外に向ける凛々しさは変わらず


解体されてしまい


そのうち少クラでも1曲歌うか歌わないか

居てもうしろの方だったり端の立ち位置だったりするようになった


当時は担当が別にいたし反抗期なのかなあ〜くらいにしか思わなかったけど

もしかしたらこれがしんさまの言うどん底なのかなあ


ここらへんのことはよく分からないんですがね


どんどん体も大きくなってきて


で、いつの間にかゴリラキャラになっていた


ここでけっこうな殻を破っている気がする



いまだにあの頃はかわいかったとかどうしてこうなったとか自分から言うのだけど

その度胸が苦しくなりやす


ぜんっぜん!しんさまが悔やむことなどひとつもない!ただの成長期だから!!


なんか理由あったとしても忘れていいから!!!

てなる


体の変化も総無所状態、個人戦だったまわりの状況も全て飲み込んでへこたれず前に進んだ結果があのキャラのような気がするのだ



この状況で使う勇気の量たるや想像するだけでクラクラする




それでも内弁慶(かわいい)みたいなところがあったけど


SixTONESになってからの破り方が本当にすごい

バカレアのときに「みんなのためならなんでもできる」みたいなこと言ってたけど

まさに有言実行の漢 森本慎太郎


先頭きってグイグイ前に出るし

スベってもスベっても笑い取りにいくし

(現在はスベり芸として確立しつつある)

何よりグループの一員になったことで

自分らしさを解放できている気がする

末っ子上等赤ちゃんがえりのよう



もうピリッとパキッと優等生!みたいなガチガチのしんさまはどこにもいないのである


いないけど品行方正なところは残っているという完璧な形勢



はあー!すごい人間だこと!!



この過程ですばらしいと思うのは

今までの栄光や名誉プライドを自らバッサバサと捨てていっているところ



2011年のしんさまを見て

6年後に帝劇の舞台で静寂を切り裂く笑いをお届けするアイドルになると誰が想像しただろうか



してまた殻を破ろうとしている



改めて本当に強い人だなと感動いたしました



ただでさえ王様

加えて色んなことがあったし

きっと色んな人に気を使われてきたのだと思う


本当は気を使ってもらう方が楽なのかもしれない

そのままでいれば王様でいられたのかもしれない


でもそうはいかなかった



どう思われても何を言われても

ただただいまの明るく強くてたくましい慎太郎さんの姿が

それらを全て乗り越えてきた証だ



嗚呼、どん底から自力ではい上がってきたしんさまの精神力よ!天よ!大地よ!!



「宇宙には真実のシンタロウがいるはずなのにどこにも見つからない!!!」


「もう地球へ帰りたいよ…」


「何を怯えているんだ!!!宇宙にあるのはシンタロウの真実なんかではない。この宇宙に散らばるのはシンタロウが自ら破ってきた殻のかけらたちだ」


「そうだったのか…キレイなかけらたち……」


〜君とMilkyway


〜LGTE〜

「そうか、シンタロウの真実は地球にあったんだ!!僕はもう迷わない、早く地球へ帰って真実のシンタロウを見つけ出そう!!!

未来の子供たちのために!!!

レッツゴートゥーアース…青くかがーやーく…」



拝啓ジャニー喜多川


ここにも真実の物語があります、ぜひお納めください。